kTsuru's diary 家づくりのはじめに必ず読んで下さい

一級建築士が教える本当のこと

設備(床暖房)

f:id:kTsuru:20191103102602j:plain
皆さんこんにちは!
快適に毎日過ごしていらっしゃいますか?

今回は、関東から南のエリアの方に
向けてですが、

暖房に関してお話します。

このエリアはエアコンで暖房する方が多いと
思います。

ですが快適さでいうと
蓄熱式が本当に良いです。

風がない暖房が本当に
ポカポカして、
なんか、小春日和の縁側みたく、
幸せで快適な冬が過ごせます。

部屋の床、壁、窓枠などに
熱がじわじわと蓄熱され、
寒い朝でも
家の中は蓄熱で

あったかい~ふぅ~

って感じです。

で、

デロンキとかの有名な蓄熱式暖房も良いですが、
場所もとらず、
電気代が余りかからず
有名なメーカーでなければ
そんなに設置費用は最近はかからない
(アルシステム等)
床暖房は
とってもおすすめです。

うちも10年ぐらい床暖房利用しています。
毎年、快適に過ごせています。

乾燥した時期のエアコン利用が
喉に良いとは言えないのを
私は体感しています。

床暖房には、実は電気や温水と
2通りがあります。

電気の方が温まるのが早く、温水の方が温かさがやわらかいです。

ガスを利用しているご家庭なら
給湯器の能力を高めれば兼ねられるので
温水で良いと思います。

住環境にお金をかける優先順位で
床暖房設置は
高くしたほうが後悔少なく
快適に過ごせて
間違いないです。

建築(中古物件)

f:id:kTsuru:20191019140109j:plain
こんにちは!
家づくりでとってもお伝えしたい事があります!

それは、

中古物件を購入される方は
必ず、
「検査済証」
がある家を購入して下さい~!

もう一度言います。
「確認済証」ではありません。
「検査済証」です!

か な ら ず
ご確認ください~!

なぜかというと、
構造や仕様が法に適合しているという
証明になるからです。
しかも、
「検査済証」がないと
増改築や転売がかなり難しいこと に
なっちゃいます。

実は、現在、「検査済証」がない中古物件の
増改築に携わっています。

申請して工事できるか、
役所や検査機関と相談したり、
筋交いをセンサーで調査を依頼する必要が
あったりと
大変な手間代と時間がかかります。

また、付き合ってくれる業者もあまり
いません。

どうか「検査済証」を確認してから
中古物件を購入して下さい~ね!

土地(場所)

f:id:kTsuru:20191012133310j:plain
皆さんこんにちは。
読んで下さり嬉しいです。

さて、
土地を選ぶ時に
是非とも
場所について
気をつけてほしい事があります。

ふたつあります。

ひとつめ。

川の近くは避けた方が良いです。
雨量が多いと氾濫し、
浸水する可能性があります。

一度浸水すると
土台や床材等痛み
交換する必要が出てきます。
大工事です。

あと、地盤も緩いです。
地盤が緩いと地盤改良で
費用がかかりますし、
地震で建物に影響が出やすいです。


ふたつめ。

崖下、ヨウ壁の場所
も避けた方が良いです。

山を削って開発された住宅地は
たいてい、高低を処理する為
ヨウ壁が作られいます。
棚田のようで、
景色も良いので気にいる方も
多いかと思いますが。。。

でも、ヨウ壁は数十年しか持ちません。

どうしても土圧や水圧等で
徐々にコンクリートにヒビが入って来ます。
また、中の鉄筋も錆びてもろくなります。

古いヨウ壁は上記の理由で
よく見ると
膨らんでいます。

さらに、
ヨウ壁は地中で見えませんが
L型になっております。

L型の上に家の基礎が
乗っている場合が多く、
ヨウ壁を作り替えるのに
家まで影響が来ます。

ヨウ壁を作り替えるのは
かなり費用もかかります。
また、隣地にも影響が出るので
やっかいです。

もっとやっかいなのが、
自分の上の方の隣地ヨウ壁が古くなった時です。
いつ崩壊するか。。。
隣地なのでどうしようもなく。。。
自分の土地に影響が来ますし。。。

土地購入時には
次世代まで受け継ぐ事も
考慮してご検討頂ければ。

これを書いている私も
事情があり、
実は川の近くに住んでいます。

また、これを書いている今、
実は台風が来ていて豪雨中です。

避難しないといけないかと感じています。

これから土地購入される方
是非とも安心してずっと住めるよう、
目の前の価格や便利さで判断せず

どうかどうか長い目で
御検討して下さい。

建築(設計士)

今回は対応してくれる
設計士さんについて書かせてもらいます。

設計士さんには1級や2級建築士の資格が
あるかと思います。

住宅規模なら2級で大丈夫なので
1級とかにこだわる必要はありません。

こだわる必要があるのは、
設計士さんが打合せの議事録など
とっているか。
そして、
控えをお客様にもくれるかどうか。



「言った」「聞いていない」

これが本当に本当に多いです~!

しかも決めることがメチャクチャ
多いこと多いこと・・・

なので、議事録をお客様ご自身がとっても
良いと思います。

笑顔でそれを対応してくれる設計士なら
大丈夫、必ず施工してくれるので
満足できる家を
実現できると思います。

設計士さんには毎回でも、
自分たちにとっては
一生に一度の家づくりです。

自分たちが記録にこだわっている
姿勢をみせて行きましょう!

設備(洗面台)

f:id:kTsuru:20190929184521j:plain
皆様お元気ですか?
今回は洗面台のことを書かせて頂きます!

写真はうちの子ではないですが、
私も洗面台で子供を洗ってました!

いろいろお考えの方もいらっしゃるかと
思いますが、とっても便利でした!

なので、シャワー水栓は必要で、
子供が大きくなった今も
髪を洗ったり、顔洗って便利に使ってます。

なにを洗うかでボールの大きさを決めて下さいね。

ボールを陶器か樹脂にするかは、
浸け置き洗いするか、で
決まります。

あと、おすすめなのは、
水栓が壁から出ているタイプです。
圧倒的に掃除が楽です!

あと、水跳ねを考えて水栓の背面は
パネルなどあるようにしないと壁が濡れて
痛んで後悔します。

洗面台意外でも、ドライヤー、タオル掛、
タオルや洗剤の収納を予め検討して
ショールームに行った方が良いです。

設備(トイレ)

f:id:kTsuru:20190922163057j:plain
こちらにお越し下さりありがとうございます。
なんだか、読んで頂ける皆様には、
本当にご縁を感じます。

お役に立てば嬉しいです。

今回はトイレです。
最近は、便器と便座が一体型になっている
のが結構ございます・・・

でも、

一体型は避けた方が良いです。

便座部分は家電製品です。
不具合が10年で出てきます。

便器は陶器なんで、半永久的に使えるので、
不具合が出た時は、
便座だけの交換ですみます。

一体型は全交換になります。
床に跡がつき、
床張替も必要になることがあります。

色を選択する時は、
白にしてた方が良いです。

便座だけ交換で
色がもう生産されてない事があります。

あと、タンク無しのトイレもあります。
オシャレなんですよね~

でも、将来的な水圧低下の可能性や
災害時に流せないことを考えると
タンクはあった方が
実はいいんです。

あと、掃除道具やペーパーの収納も
検討を忘れずに!

ちなみに
紙巻器は2連のがおすすめです。
家族が多いとすぐペーパーが無くなります。

最後に将来的に手摺が設置できるように
壁に下地を多めに入れてもらって下さ~い!

余談ですが(物を減らす)

f:id:kTsuru:20190916140327j:plain
衣類、マンガ、
靴、食器、タッパー、
CD、DVD、など
皆さんの所有物を思い浮かべて下さい。

この一年間に本当に、実際に、
利用したのはどれくらいですか?

半分は実際に利用した!という方は素晴らしいです。

でも、たいていの方は一部だけの物しか普段使っていない事に気付くかと思います。

本当に使っている物だけにすると
家はとても広く使えます。

し、

何より新築の床面積も縮小できるのでお金も助かります。

ある、たくさん物をお持ちのお客様は、
専用の8帖の部屋を新築時わざわざ設置しました。
これだけで建築費300万円ぐらいの出費です。
土地代、引越代も入れると・・・莫大な費用です。

難しい事ですが、
エネルギー使いますが、
一年間で一度も使わなかった物は、

「絶対にまた使う事はありません」

処分しませんか~。

貰い物、高価だった物は捨てづらいですよね。
でも、有効に使ってくれる人がいます。

私は実際にリサイクルショップに何度も家の不要物持ち込んで、物とお別れしてきました。

捨てる訳ではないので、気分的にはそんなに落ち込みませんでした。

子供のオモチャや絵本はお世話になった保育園に寄付しました。

また使ってくれる人がいる!
と思うと気持ちも晴れやかです!

新築を検討し初めたら、不燃物のゴミの日なんかに、少しずつ物を減らしませんか。

捨てるのが、楽しくなる!
心も晴れやかになる!
いい事が起こる!

という、ご褒美が待ってます。
まずは、食器、タッパーからやってみましょう!

設備(キッチン)

f:id:kTsuru:20190916084443j:plain
読んで下さり嬉しいです。
今回はキッチンの話です。

お客様がと~ってもテンション高めで打合せをしてくれるのがキッチンです。

毎日使うところが快適になるので、ワクワクしますよね!

キッチンメーカーのショールームに行き、案内のスタッフさんと高さ、色、レンジなどプランをまとめていきます。

業者さんと取引が多いメーカーは、仕入値がかなり安く、定価の35%とかになるので、お客様にも安く提供できます。

好きなメーカーがある場合、気をつけておきたいのがハウスメーカーの場合です。

ハウスメーカーはオリジナルキッチンをメーカー限定で製作してたりするので、他のメーカーキッチンの対応は難しい事があります。

あと、
デザインでキッチンメーカーを選ぶのも大事ですが、水や油を毎日使うところです。

なので、

扉の仕様が長持ちの鍵となります。

無垢の建具の味わいあるキッチン扉を選ぶ時は
シミなど必ずつくのを想定して下さい。

ショールームで触ると扉の仕様が各メーカーで結構違うのがわかります。

扉でメーカーを選ぶと間違いないです。
実はこの扉でキッチンの費用がかなり変わってきます。

某メーカーはピアノの鏡面加工の技術力があるので、扉は本当に素晴らしいです。

で、お値段も素晴らしいです。

私は長年、TOTOPanasonicLIXIL、Takara standard、クリナップ、ノーリツと見てきました。

どこも特徴があって素晴らしいです。

車で言うトヨタのような全てが合格点な感じはクリナップさんです。
値段の割に仕様が素晴らしいのが、ノーリツさんですね。

ショールームは、たいてい各メーカー
場所が近くに集中しています。

横浜駅前とか。
時間あれば、見学ツアーしてみて下さい。
水曜休みなんで、気をつけて下さい。
是非楽しんで!

余談ですが(へんな話)

f:id:kTsuru:20190913223658j:plain
ちょっとへんな話を書きます。
でも、ついてきて下さい。

私も設計の仕事をして変化しました。

実はみえない世界が見えるようになりました。
昔はそんなの信じられなかったのですが・・・

お客様のお母様が亡くなられたので葬儀に参列したとき、棺の上部に亡くなられた方が見えました。浮かんでいる感じでした。

焼香されている方々をニコニコ嬉しそうにご覧になってしました。
確かその日は霧雨が降る薄暗い日でした。
その後、お坊さんのお経がカツを入れるような力強い甲高い声になった時に、スッと上に消えてしまいました。

もう1つ。

数年前に、溶岩で出来た湿度が高いトンネルに入った時、周りの人や、自分の手からふわっとしたオーラを見ることができました。

その後、天気によりますが、人や車や植物等全ての物がオーラを帯びているのを見るようになりました。

湿度が高い日がよく見えました。

理系なんで、物理的な観点で説明出来ないかと調べて見ました。
まず肉眼で見えない世界は確実に有ります。
ただ、科学が追いついていないだけです。

なぜ肉眼で見えないのか。

それは振動数が速いからだと自分は納得してます。
扇風機の羽根が回るのがはやいと羽根が見えなくなるのと同じです。

そして、全ての物は常に振動する素粒子で出来ています。
人も車も止まっているようで、実はすっごい振動している素粒子の寄せ集めです。


湿度が高いとよく見えるのは、たぶん、
空気中の水分粒子が関係しているんだと。

そして、人も振動しているわけで、
人によって振動数も違うわけで、
振動は波長を生むので、

人のオーラにはいろんな色があるんだと思います。

なんとなく明るい雰囲気の人とか、感じた事は誰しもあると思います。誰でも実はオーラなど見たり、感じる能力があります。

特に感じる!

この能力が磨かれば、頭の中で映像化処理され、見えることにつながっているかと。

で、

仕事の関係者やプライベートなお付き合いの方々のオーラをたまに見てます。

大抵、皆さん色があるんだけど、特別な人もいます。色がありません。
でもすっごいオーラが大きくてクリスタルのようにキレイです。
私は二人知っていて、共通点が多くあります。

それは、自営業に近い働き方をしていて、普段から自分にストレスがかからないように立場を選び、自分を大切にしています。

毎日ニコニコ幸せそうに生きています。

すぐ人が集まり、楽しい会話が始まります。

その人の振動数は確実に周りに影響を与えています。

周りの人に振動が移るからです!

なぜならば、人の体は60~70%が水で出来ていて、水は振動を移しとる最も柔らかい物質だからです。

幸せな振動、ワクワクする振動、そうでない振動は近くに行くと必ず移ります。

家族など身近な人を幸せにしたい時、まずは自分の振動を幸せなものにしておかないといけないことに気付きました。

ストレスをなくし、他人軸ではなく、自分軸で、幸せでいないと!

どうか皆様が毎日幸せでいられるように、そしてその周りの方々も幸せになるように!

心から祈っています。

ここまで読んで下さり、感謝します。

余談ですが(お客様)

f:id:kTsuru:20190907143907j:plain

こちらにお越しくださり、ありがとうございます。

これもなにかの縁があると思って、ちょっと読んでくださるとうれしいです。

 

家づくりでまじめな話ばかり書いてきましたが、ここでは不まじめというか、

まあ余談・・・を書いてみます。

 

今まで住宅購入される方200世帯ぐらいのお客さまにお会いしてきました。

家の中まで入らせて頂き、新居に持って行く家具の寸法を測らせてもらったり

ご家庭の内部事情を伺ったり、いろんな経験してきました。

 

おもしろいことですが、

お痩せになったお客様は家の中は割と物が少なく、すっきりしています。

また打ち合わせの内容もすぐに結論を出していただけ、

時間も短く終わります。

で・・・

お体が割と、、、の方は家の中は物にあふれ、

打ち合わせも時間がかかりがちです。

 

なので、初めにお会いした時に、予想がつくので

打ち合わせの回数など予想できます。

 

あと、奥様が話をあまりしないご家族の打ち合わせは

だいたい後で内容がひっくり返ります。

やっかいですが、打ち合わせ中はご主人を尊重して、

本音を出してくださらない感じで進んでしまうので、

後でひっくり返ります。

 

私もあえて本音を出してもらえるように

プライベートなことも出すように

最近は恥ずかしいことも話に出しています。

おかげで成長できました。

 

まあ、いろんな方にいろんな体験させてもらっています。

ほんと、感謝です。

 

建築(屋根2)

f:id:kTsuru:20190804124130j:plain

ここにお越しくださり感謝します。

今回は、

屋根の「軒」について説明します。

 

結論から申し上げます!

軒は出してもらってください。

 

上の写真のように30センチ以上は出してもらうのが理想です。

 

理由は雨水の浸入対策の為です。

 

外壁にも雨水が入ってくる隙間があります。

それは窓周りです。

 

軒があると雨が窓に当たる確率がぐ~んと減ります。

 

なので「軒」は出した方がよいのです。

 

デザインとして軒がほとんどない家も最近は多いです。

でもそれは、雨がすくない西洋のおしゃれな外観をまねていたり、

すっきりとしたデザイン優先であったりします。

でも現実は

日本は雨が西洋の3倍ぐらいあったりします。

 

なので

軒がない家は

「窓の気密性のみ」

で雨の浸入を対応しています。

 

窓周りにはコーキング材と言って、外壁と窓のすきまに充填する材料があります。

この材料のみで雨の浸入を対応しています。

 

でもこの材料は数年で必ず劣化します。

 

軒が出ていてもおしゃれな外観はできます。

最近は軒が出ている家もまた増えてきました!

 

軒が出ているおうちの方が

落ち着いた外観となるので

私はいいなぁ~と思ったりします。

 

 

建築(屋根1)

 


f:id:kTsuru:20190715091218j:plain

読んでくれてとってもうれしいです。

屋根について書かせてもらいます。

 

日本はまず、世界的にみても雨量が多い地域であることを

ご理解お願いいたします。

 

縄文時代の竪穴式住居を昔教科書で習ったかと思いますが

ほぼ、

「屋根!」

です。

いかに雨を重視して家をつくっていたか・・・

当時は素直に作っていた時代なので

よくわかるかと思います。

 

そうなんです。

雨とのつきあいが一番家づくりで重要なんです!

 

住んでいて雨漏りがあったら

ショックだし、すぐ補修が必要ですよね。

 

で、

 

雨漏りがずっとないようにするには

どうしたらよいか。

 

大きなポイントを紹介します。

屋根に「谷」と言われる

水が通る道をいっさいつくらないことです。

 

谷とは以下の絵②でお分かりかと思います。

f:id:kTsuru:20190715101629j:plain

  

外壁がきれいな四角形でなくても

設計士さんに「谷」がないようにお願いすれば

屋根形状を工夫してくれます。大丈夫です!

 

 

建築(外壁の色)

f:id:kTsuru:20190713155548j:plain


街を歩いていると白や黒や緑など

いろんな外壁の色をした家を見かけますよね。

 

でも海外にいくと特にヨーロッパなんかは

街全体が統一された色になっていますよね。

日本でも歴史的な街が保存されているところも

観光地でみかけたりしますが。。。

すごく、私は居心地がよく感じます。

 

そういうエリアは実は条例などで色の規制があるんです。

風致地区とか景観地区とか言われて

土地購入時には重要事項として不動産業者から説明があるかと思います。

 

個性的な色にしたいのもいいですし、周囲とも合わせたりするのもいいですが

まず、土地購入時に気をつけた方が良いですよね。

 

あと、材料的な話になりますが

外壁にはかならず、コーキング材(ふにゃふにゃしたゴム状のもの)が

窓周りや端部などの隙間埋めに使われています。

 

このコーキングの部分が一番耐候性がよわく、

いくら外壁が30年持つとか業者に説明を受けても

コーキングは数年で劣化します。

濃い色ほど太陽光で劣化進行が早く

固化してもろくなり、水が浸入してしまいます。

なので、撤去、コーキング打ち直しが必要になります。

 

そこを考えるとメンテナンス的には

明るめの色をおすすめします。

 

また、周囲に畑など、土が風で飛んでくるところがある場合は

外壁に土が付着し、北側などの日陰になりやすい外壁は

そこに藻が生えてきます。

なので真っ白な外壁は避けた方が無難です。

 

あとは洋服のように簡単に色は変えることができないので

飽きない色にした方が良いです。

 

 

 

 

建築(構造材)

f:id:kTsuru:20190630134838j:plain


このブログにお越しくださり感謝いたします。

大体、週一ペースで記事を追加できている感じです。

いろいろ本音でお伝えしたいことがあるので

嬉しく記事を作成できています。

読んでくださりありがとうございます。

 

今まで土地や業者について書いてきました。

次は?というと構造材かな・・・っと思います。

 

木造がいいのか、軽量鉄骨がいいのか、RC(コンクリート)がいいのか・・・。

 

実際私は、木造の住宅を設計しながら、現在はRCの住宅に住んでいます。

RCの中古住宅をリフォームして住んでいますが

30年以上たったコンクリートの壁はまだまだ綺麗で健在です。

 

RCは施工に一番費用がかかります。

解体時も一番費用がかかります。

コンクリート打設時の技術によって長持ちするかどうか

決まってしまうので、技術力がある

施工会社を選ぶことが大事です。

 

あと、

タイルや塗装を施した仕上げをおすすめします。

湿気の多い日本では、打ちっぱなしコンクリートだと、藻のような

汚れがでてしまいます。

でも、シロアリの心配もなく、本当に長持ちします

 

 

木のぬくもりを感じたいのであれば、内装で木を使えばよいのであって、

構造材で木を使ってなくても良いかと正直思います。

 

 

軽量鉄骨は広い空間をとりやすいので

LDKを広くしたい方にお勧めです。

ただ、湿気の多い日本において

使い続けるのは覚悟が必要です。

錆(さび)との付き合いが続きます。

どんなにハウスメーカーが対応策をしていても

所詮、鉄は錆が出ます。

しかも構造材は壁の中に隠れているので

塗装などのメンテナンスができません・・・・

 

木は湿気の多い日本に適している材料だとおもいます。

しかも加工も容易で、安価です。

また増改築も柔軟にできます。

ただ、シロアリとの付き合いがあります。

土台、柱、梁などの主要部材には

シロアリ対応の液体を加圧注入した材にしてもらえると

安心です。

中古の住宅で浴室の土台がシロアリ被害にあっているのを

何度か目にしました。でも加圧注入された部材だと、大丈夫でした。

 

 

 

海外の住宅はその土地でとれる材料で建物が出来ています。石や木や土など、

考えてみると当たり前ですが・・・

でも、軽量鉄骨の住宅があるのはどうも日本ぐらいのようです。

戦争が終わり、鉄の需要がなくなってきた製造会社が

鉄の需要を確保するために住宅分野に手を広げた為、

日本では軽量鉄骨の住宅があるようです。

 

一般的におすすめなのが

予算的に考えると、木で主要構造材を加圧注入にしたのが

一番妥当かと感じています。

実際私の周りの住宅はほとんど木造です。

あと、木を長持ちさせるため、

壁は通気工法にして

木が呼吸できる状態にしてあげてください。

確実に長持ちします。

 

 

 

 

 

建築(業者)

 

f:id:kTsuru:20190622154803j:plain

土地購入が決まると、今度は建築について

業者の選択の話になるかと思います。

 

1:設計事務所

2:工務店

3:ハウスメーカー

まずは、1から3で

選択します。

 

1:設計事務所は、

建築家と言われる方に設計をおねがいして、

施工は建築家と協力関係のある工務店で施工する流れになります。

一番お金と時間がかかります。

雑誌で気に入った建築家を見つけるところからになります。

実情は、建築家の方は自分のこだわりが強いので

お客の要望を取り込んでくれる率は少ない覚悟はしてた方が良いです。

メンテナンスにもお金もかかる覚悟が必要です。

もう、先生におまかせします!

というかたが向いています。

 

でもカッコイイ家に住めます。

 

2:工務店は、

自分で地元の工務店を探してもいいですし、

不動産業者に紹介してもらうことで見つけることもできます。

実は、日本の住宅で一番多いのが

この工務店で建築したものなんです。

しかも、一番安価です。

ほとんどの工務店にも設計できる建築士のスタッフがいるので

お客の要望を柔軟に聞き入れて設計施工してくれることが多いです。

カッコイイより、機能性、柔軟な対応を求めているかた向けです。

自分のこだわりを活かしたいかた向けです。

 

3:ハウスメーカーは、

住宅展示場やCMで気に入ったメーカーを見つけて

問い合わせしたり、展示場で営業さんに話しをするところから

始まります。

全てシステム化されています。

ヒアリング内容から、工法まで

ばっちりマニュアルがあるので、あまり時間がかからず、

あっさり建物が竣工します。

設計はプランの組合わせになります。

キッチンや建材も選択肢が絞られています。

 

CMや展示場の出店費用に莫大な費用が掛かっているので

お値段は高いです。

 

工場である程度壁など生産しているので、気密性、断熱性はすごいです。

アフターメンテナンスも一番しっかりしています。

 

デザインや建材のこだわりより、メーカーを信用して

安心優先のかた向けです。

 

私は、ハウスメーカー工務店にいましたが、

購入者に意外と理解されていないのが

メンテナンス(外壁塗装、屋根葺き替え、設備交換など)

なんと

1500万ぐらいかかることなんです。

 

だからお付き合いがずっと続きます。

付き合いができる会社は

「つぶれない会社」

かどうかです。まずはそこを考えてくださるといいです。

 

初めから「建築条件付」という土地も多くあります。

あらかじめ建設業者が決まってしまう土地です。

土地と建物の両方で利益を設定された土地です。

条件をはずせるかそうだんしてみてください。