建築(外壁の色)
街を歩いていると白や黒や緑など
いろんな外壁の色をした家を見かけますよね。
でも海外にいくと特にヨーロッパなんかは
街全体が統一された色になっていますよね。
日本でも歴史的な街が保存されているところも
観光地でみかけたりしますが。。。
すごく、私は居心地がよく感じます。
そういうエリアは実は条例などで色の規制があるんです。
風致地区とか景観地区とか言われて
土地購入時には重要事項として不動産業者から説明があるかと思います。
個性的な色にしたいのもいいですし、周囲とも合わせたりするのもいいですが
まず、土地購入時に気をつけた方が良いですよね。
あと、材料的な話になりますが
外壁にはかならず、コーキング材(ふにゃふにゃしたゴム状のもの)が
窓周りや端部などの隙間埋めに使われています。
このコーキングの部分が一番耐候性がよわく、
いくら外壁が30年持つとか業者に説明を受けても
コーキングは数年で劣化します。
濃い色ほど太陽光で劣化進行が早く
固化してもろくなり、水が浸入してしまいます。
なので、撤去、コーキング打ち直しが必要になります。
そこを考えるとメンテナンス的には
明るめの色をおすすめします。
また、周囲に畑など、土が風で飛んでくるところがある場合は
外壁に土が付着し、北側などの日陰になりやすい外壁は
そこに藻が生えてきます。
なので真っ白な外壁は避けた方が無難です。
あとは洋服のように簡単に色は変えることができないので
飽きない色にした方が良いです。